Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

展示をするための仕事
今年発表する「発掘~地殻~」は6点の屏風から成る半立体作品です。部品を組んだ陶彫集合体と集積材を使った木彫を合わせてひとつの表現にしています。屏風なので、陶彫部品はそれぞれボルトナットで垂直な厚板面に取り付け、木彫は接着材で貼り付けます。そのため厚板に陶彫部品の接合用の穴を開けたり、木彫を施した木材を接着する仕事があります。それは創造的な仕事ではありませんが、展示するための重要な作業です。最後に木彫部分は油絵の具で塗装しますが、その前に木彫の接着を行いたいと考えています。穴開けには電動工具を使いますが、木彫の接着は音が出ないので、ウィークディに夜間作業を行っても近所迷惑にはならないかなぁと思っています。厚板に木彫を接着すると1点が相当の重量になります。6点の半立体になった作品をどう移動させて、どこで塗装するのか思案しています。スタッフは週末しか来ないので、自分一人で移動させる手段を考えます。