Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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芸祭訪問&制作の一日
知り合いにウィークディは国家公務員として衆議院会館に勤めていて、美大の夜間部に通う子がいます。彼女は高校卒業と共に大変な競争率を勝ち抜いて国家公務員になりました。夢を諦められなかった彼女は、理解ある上司の元で勤務の振り替えをしてもらって、一昨年の週末は美大を受験するために相原工房に通っていました。現在は美大油画科2年生。今日は芸祭(学園祭)があって、学内コンクールに初出品と聞いて、さっそく東京の上野毛まで足を運びました。実際に会ってみると彼女はデッサンや色彩のことで悩んでいました。自分自身と向かい合い、これからの方向を探り、未だ成功感がないと言っていたけれど、今はそれでいいのではないかと助言しました。自己表現という長い道のりを歩みだしたばかり、おまけに自分と同じ二束の草鞋、そんな頑張り屋さんに拍手を送りたいと思いました。自分もこうしてはいられないと思い立ち、午後は工房に篭って制作をしました。初めに決めていた制作サイクルが遅れ気味なので、明日にかけて頑張りたいと思います。