Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 テーブルの上に広がる世界
週末になって、いつも通りの制作三昧です。このところ週末はよく雨が降ります。今日も工房の開け放した窓から時より雨が入ってきていました。朝から夕方までずっと陶土と格闘していて、充実した時間を過ごしました。新作は何回かNOTE(ブログ)に書いていますが、テーブルの形をした集合彫刻です。2m50cmの背の高いテーブル彫刻を2体、背の低いテーブル彫刻を1体作る予定ですが、現在進めている陶彫部品は専ら背の低いテーブル彫刻に設置するものです。背の高いテーブル彫刻は下から見上げるような作品で、テーブルの下面に陶彫部品を吊り下げるのです。テーブルの上部には何も作りません。背の低いテーブル彫刻はテーブルの上面に陶彫部品を置く予定にしていて、既に3分の2は成形・加飾が終わっています。背の低いテーブル彫刻のテーブルの広さは180センチ×360センチでかなりの面積があります。因みにテーブルの下面には何も作りません。上面にだけパノラマのように広がる世界をイメージしているのです。建築の雛型のような陶彫部品は数個出来上がっていて、それぞれを陶で作った橋を渡してあります。ボルトナットで橋を固定するつもりです。架空都市のような風景を出現させようとしていますが、それぞれの構築物の接合部を埋没させる予定でいます。パノラマ作りは自分の得意とするところで、全体を鳥瞰できるのが気に入っています。作品を見た人が眼で風景を追っていき、想像を膨らませ、架空都市で遊べるのが楽しいのではないかと思っているのです。もちろん彫刻はジオラマではないし、遊戯的要素や余計な洒落気は止めていこうとも考えています。彫刻が彫刻であるために空間的な思索を重ねていくことが必要で、空間に緊張を齎すのは、その深さ故であることも自覚しています。また明日も工房に篭ります。