Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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休庁期間 制作&賀状宛名印刷
今日から休庁期間になり、朝から工房に篭りました。年末の雑用は家内任せにしているので、自分は極楽トンボのような暮らしです。申し訳ないと思いつつ、工房では陶土と格闘していました。「発掘~宙景B~」の高いテーブルに吊り下げる陶彫部品は5個目の成形に入りました。今年中に6個作ろうと予定しているため、まだまだ予断を許さない状態です。一緒に制作している大学院生も、修了制作の締め切り間近のため必死の形相になってきています。工房には張り詰めた空気が漂います。自分はこうした緊張感が大好きです。午後は疲労で気持ちが緩みますが、意志の力で振り切ってしまいます。夕方、修了作品展のための展示用鉄柵が出来上がっているはずと彼女が言うので、発注した鉄工場へそれを受け取りに車で行きました。明日工房で組み立てて様子を見るようです。私は一応制作工程通りに作業が進んでいますが、陶彫は焼成してみないとわからないのが辛いところです。夜は年賀状の宛名印刷をしました。300枚あった年賀状が280枚ほど使ってしまいました。個展案内状の名簿をそのまま年賀状にも使用しているので、こんな数になるのです。絵柄はRECORDの11月17日付の作品を使いました。「ささえる」というテーマで制作した作品で、雛が嘴を大きく広げて親鳥から与えられる餌を待っている状態を描いたものです。酉年であることと未来に向かって生きようと主張することを表現した作品で、自分でも気に入っています。明日投函しようと思っています。