Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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6月をどう過ごすのか…
6月になりました。目先の目標は図録用の撮影が成功するように祈るだけです。撮影日は6月4日(日)です。天気予報では曇ったり晴れたりで、何とか野外での撮影も出来そうです。明日、横浜は開港記念日、明後日は土曜日なので、丸2日を新作の組立ての確認に使えます。最後の窯も明日には蓋を開けられそうです。スタッフも数人が来てくれる予定になっていて、準備は万全と思っていますが、それでも不安なのはどうしてなのか、新作の構造上の問題が心を悩ませているせいです。今日は図録のレイアウトを考えました。サイズも頁も例年通りで代わり映えのしないデザインですが、新作が毎年異なるので、図録の見応えは充分だと思っています。今日の昼頃、ギャラリーせいほうに電話をして日程の確認をしました。まず案内状が完成したらギャラリーに届けに行きます。撮影が終われば、新作は梱包作業に入ります。今年は翌年の作品もある程度作っているのですが、それは来月の個展終了時から再開しようと思っています。今月は、先月見たかった展覧会を今月に回しているので、展覧会巡りをしようと思っています。これが楽しみで仕方ないのです。散策に飢えている感じです。仕事では関西方面に2泊3日の出張がありますが、これは仕事なので自由にはなりません。何かがあれば管理職として責任問題に発展する可能性もあるので、落ち着かない3日間になります。何もなければ仏像や庭園でもゆっくり眺めていたい気分です。公務員管理職としての仕事も、彫刻家としての仕事も、自分の人生を豊かに彩り、成功すれば至上の喜びを与えてくれるものです。ただひとつひとつが気楽ではないことは確かで、散々苦心した暁に勝ち取る勲章のようなものです。鑑賞はそんな気持ちを充填するものですが、読書にも同じ役割があると思っています。RECORDは小さくても創作行為なので、彫刻家としての仕事の一端を担うものです。今月こそバランスよく仕事をしていきたいと思っています。