Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 梱包作業&図録打ち合わせ
週末になりました。今日は朝から工房に篭って作品の梱包作業に精を出しました。シートの内側にエアキャップを貼り、柱陶の作品を包み込む作業でした。途中でシートや養生テープが足りなくなって、店に追加購入に出かけました。梱包は創作活動とは違い、とても退屈な作業ですが、搬入や搬出だけではなく倉庫で保管するためには必要な作業なのです。創作が佳境を迎えた時のような高揚感はありません。職人の如く坦々と仕事をしています。明日も継続です。今日は夜8時に自宅にカメラマン2人がやってきました。先日撮影した作品の写真が出来たので、多数の写真の中から図録用に選定するためにやってきたのでした。私は勘に頼っているので、写真の選定は昔から早い方です。迷っていると判らなくなるので直感を信じるようにしています。今年もいい図録が出来そうで嬉しく思いました。集合彫刻を作っている私は、図録を作品紹介の大切なアイテムにしています。理由は彫刻を組立てることが容易でないため、図録でしか作品を見せられないからです。昨年から野外で撮影することが増えていて、全体写真も部分写真も全て野外の陽光が影響しています。今年の撮影日は素晴らしい天気だったので、作品が美しい陰影を作っていました。写真を見ていると撮影した日のあれこれを思い出し、手伝ってくれたスタッフの皆さんに、心でもう一度手を合わせて感謝してしまいます。何しろ「発掘~宙景~」の陶彫部品の重量や「発掘~座景~」のテーブルの支えが心配だったので、無事に作品が組立てられた時は、ホッと胸を撫で下ろした次第でした。案内状が刷り上がったら東京銀座のギャラリーせいほうに1000枚持参する予定です。