Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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薫風の5月になって…
今日から5月が始まります。このところ初夏を思わせる気候が続いていて、まさに薫風の5月といった雰囲気です。今月は新作である陶彫作品の完成を目指します。来月早々に図録用の写真撮影があるため、今月は焦りと緊張に苛まれる1ヵ月になりそうです。私はこうした緊張感が結構好きで、精神的に追い込まれることで、自分の中に眠っている集中力を呼び覚まそうとしているのです。ウィークディは私には公務員管理職としての仕事がありますが、週末の創作活動はあたかも勤務をしているように、決まった時間内で制作をすることを好んでいます。最終段階で勤務時間のような定型を外すことが、作品完成へ向かう筋道だと私は思っています。何故なら、それは私が作るものが創作、つまり精神の産物だからです。通常の精神状態では作品に魂は宿りません。根拠のある説明は出来ませんが、経験上、作品に何かを吹き込むために常軌を逸しなければならぬことが多々あるのです。今月はまさにそうした1ヵ月ですが、仕事で宿泊を伴う県外出張もあって、いろいろな意味で多忙を極める時期だなぁと思っています。それでも美術館や映画館に鑑賞に行くつもりです。RECORDも調子が良いので、継続して頑張りたいと思っています。読書もアートと美学に関する興味津々の書籍のため、楽しみながらじっくり読んでいきます。何とか持久力を保てるように身体を気遣いながらやっていこうと考えています。