Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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2018年HP&NOTE総括
2018年の大晦日を迎えました。まず今年の総括を行う前に、今月を振り返ってみたいと思います。新作の陶彫制作ですが、冬季休業の制作目標であった8個が昨日までに出来上がり、現在33個の陶彫部品が、焼成済みか、乾燥を待っている状態です。制作工程上ではかなり前倒しになり、陶彫制作は順調と言えます。今日から床に這う根の部分の陶彫制作に入りました。この根の陶彫部品は15個以上必要で、来年早々から取り掛かります。一日1点ずつ作っているRECORDは、仕上げを若干残してしまい、来年に持ち越します。二足の草鞋生活の公務員管理職の仕事は1週間以上休ませていただいていますが、このところ朝から夕方まで工房での陶彫制作や夜の自宅でのRECORD制作が時間刻みで入っていて、なかなか精神的には厳しい毎日が続きました。定年になって、仕事が創作活動だけになってしまうと、追い詰められた状態に心が折れてしまいそうで、そうなったら、もう少し制作を緩くしていこうと今から考えています。今月の鑑賞は充実していました。展覧会は「駒井哲郎展」(横浜美術館)、「イサム・ノグチと岡本太郎」展(岡本太郎美術館)、「堀内正和展」(神奈川県立近代美術館葉山館)の3つ、映画鑑賞では「チューリップ・フィーバー」、「メアリーの総て」(2本ともシネマジャック&ベティ)「ボヘミアン・ラプソディ」(TOHOシネマ鴨居)の3本を見てきました。伝説のロックバンド「クイーン」の思わぬブームに沸いた今年でしたが、駒井哲郎の版画にしろ、堀内正和の彫刻にしろ、私が学生時代にマイブームになった芸術家たちの展覧会も懐かしくて印象深いものでした。今年の総括で言えば、13回目となった7月の個展(ギャラリーせいほう)を境に、来年の新作に挑んでいる最中ですが、今年も病気も事故もなく創作活動に邁進出来たことが何よりも幸運だったと思っています。二足の草鞋生活で職場には迷惑をかけないようにしたいと私は常々思っていて、また職場環境を良くしておかないと創作活動も中断せざるを得なくなる状況も考えられるので、職場の人との繋がりや組織を大事にしていることが、陰ながら成果を生んでいるのではないかと思っています。この調子が暫く継続できるといいなぁと願っています。最後にホームページについて触れておきます。このホームページは私の創作活動の面から情報発信をしているもので、画像は陶彫作品とRECORD作品に限られています。カメラマンと相談しながら画像の構成をしていますが、今後益々充実させたいと考えています。NOTE(ブログ)は日々の記録ですが、日記というより展覧会や映画の感想や、書籍から得た知識、作品の進行具合など思いつくまま書いています。拙い文章を読んでくださっている方々に感謝申し上げます。来年もよろしくお願いいたします。皆さまにとって来年が良い年でありますようにお祈りしています。