Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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制作&恒例の従兄弟会
正月に親戚縁者が集まる機会が私にもあります。両親が元気だった頃は、叔父叔母も元気で実家は御節料理を準備して親戚の接待をしていました。親戚が高齢化して集まることが出来なくなったために、外に店を借りて現在は従兄弟会をやっているのです。私が夏に東京銀座で個展を開催しているため、そこに従兄弟たちが訪ねてきてくれるので、正月の従兄弟会があまり久しぶりの感じを持たず気楽にやれるのかもしれないと思っています。大手企業に勤める人や農林水産賞に勤める人など多種多様で、面白い集まりだなぁと常々思っています。会話も弾むので楽しい時間が過ごせるのです。家族にもよるのでしょうが、横浜に住んでいると親戚縁者とのつき合いが疎遠になっていくのを感じます。面倒なことが少なくなっていく分、孤立化が目立ち、災害等有事の際はこんなことで大丈夫だろうかと心配にもなります。その点、従兄弟会は珍しい集まりではないかと思うこの頃です。従兄弟会の集合時間が正午に東京渋谷だったため、私は早朝に工房へ出かけ、2個目となる根の陶彫部品を制作していました。成形が完成しないうちに自宅を出る時間になり、家内と渋谷に向けて出かけました。横浜から渋谷までは1時間を見ないといけません。明日は職場で今年最初の出勤日になっていますが、私は年次休暇をいただいていて、陶彫制作に励むことにしています。今日の制作ノルマが終わらなかったため、明日は制作に忙しい一日になりそうです。陶彫制作を抱えていると、常に時間に追われているような気分ですが、何十年もの間に習慣になっていて、この創作活動がないと自分は何を張り合いにして生きていくのか皆目分からなくなってしまうのです。創作活動は精神的な意味で私を支えている重要な要素です。明日は陶彫制作に頑張らなければなりません。