Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 制作&地域の賀詞交換会
公務員管理職になってから職場のある地域の賀詞交換会に出席するようになりました。ただし、私の職場と自宅が横浜市内の同じ区にあるので、私は職場の顔と同時に地域住民として参加しています。私の住む区は横浜市では比較的大きな区なので、賀詞交換会に参加する人数も多く、毎年大変な賑わいです。今年は区政50周年を迎えて、さまざまな記念行事があるようです。鉄道もJRや私鉄が都心から直接繋がる計画があり、早ければJRは今年中に区内に乗り入れてくる予定があるようです。横浜駅を経由しないで東京新宿や渋谷に行ける日もそう遠くはないと、祝辞に立った人たちの話から察しました。区の賀詞交換会には1時間程度で失礼し、午後の時間は工房で過ごしました。毎日工房に来ていて、非日常的な世界が今の私を独占しています。これを暫く続けると社会復帰が難しくなるのではないかと心配するところですが、明後日から職場に戻るので、夢現の生活は明日で終了です。これならば非日常の生活も許されると一人で合点しています。そんな限りある非日常を楽しみたいと思っていますが、創作活動は決して気楽なものではなく、とりわけ彫刻は身体に及ぼす影響が大きいなぁと感じます。絵画は精神性が問われる創作分野ですが、彫刻は精神と肉体共に自分を追い込んでいく分野だけに、一日のうち時間を長く続けることが出来ません。私は一日7時間程度というのがベストです。その7時間の中でも作業に緩急あって、寒さを言い訳にストーブで手を暖めるための休憩を取っています。休憩時間でうっかりスマートフォンをいじっていると、長々と休んでしまうこともあります。こんな通信機器がなかった時代は、休憩中はじっと自分の作品を見つめ続けていたのに、今はじっくり腰を落ち着けて制作出来ているのかどうか疑わしく思う時もあります。連続した制作日程は明日がラストです。明日は16日間の制作工程を振り返ってみたいと思います。