Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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休日出勤日に思うこと
毎週末を創作活動に充てている私は、自分の中に一定のリズムが出来ていますが、それでも休日にいろいろな用事があるため、休日出勤に関しては抵抗がありません。寧ろ代休を月曜日に設定しているので、勤務管理のない雑多な用事よりは歓迎出来るところです。休日出勤で有難いのは、他の職場や方面別事務所から連絡がないため、溜まった仕事を片付けられる利点があるところです。整理が苦手な私にとって有効な時間と言えます。来年度人事を考えていると、迷宮に入り込んでしまうので、逆に時間があるのは辛いかなぁとも思いました。創作活動もいくらでも時間があれば良いというものではなく、作品に主張を語らせる思索や表現方法があって、それに向かって集中して制作できれば、自分のイメージ通りの世界が作れると思っています。密度のある時間を過ごすために、自分なりの手枷足枷を課す場合もあります。少なくても私はそうした条件があった方が集中力が増すのです。どうしたら創作の世界に自分を持っていけるのか、私の場合は普段からのトレーニングでしか考えられません。二足の草鞋生活は、社会的に必要とされる昼間の仕事と、社会的ニーズのない創作活動を巧みに組み合わせることで成り立っています。普通に考えれば創作活動を蔑ろにしてしまうところですが、私は物事の優先順位をつける時に思い切った発想をするようにしています。昼間の仕事に押され、また必要とされる昼間の仕事を言い訳にして創作を怠ることがないように、生涯に後悔を残さないために、大きな視野で捉えた結果として創作活動を第一に考えているのです。昼間の仕事は嫌でもやらなければならないものであるならば、自分が生涯を賭けてやりたい創作活動を最優先にすることで、二足の草鞋生活のバランスが取れるのです。余裕のある休日出勤日に思うこと、それは現在の仕事と週末の創作活動の兼ね合いをどうとっていくか、暫し立ち止まって考えることが出来たことです。