Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

干支によるRECORD
今月のRECORDに年賀状のデザインに使う図柄をアレンジして描くことにしました。テーマとした「円環の風景」の円環の一部にネズミが遊んでいる情景を入れてみました。来年の干支はネズミです。ネズミの描写はあまり得意ではないのですが、今月の1日から今日までの5日間、ネズミの姿態を頑張って描いてみました。以前の蛇年に、これは得意だった蛇の図柄を楽しく描いていたら、家内に拒否反応を起こされて、泣く泣く干支とは関係のないRECORDの図柄を採用したことを思い出します。干支は元々中国伝来の年・月・日・時間や方位、角度、事柄の順序を表すもので、日本では十支でなく、十二支で成り立っています。十二支と動物が結びつけられたのはいつ頃なのか不明ですが、中国の秦代の墓から出土した竹簡には動物が配当されていたそうなので、結構古いのかもしれません。日本の年賀状に登場する動物は、日本独特なものであって、アジアの漢字文化圏の国々ではそれぞれ動物が微妙に異なっています。龍のような架空の動物が入っているのが面白いなぁと私は感じますが、その由来も調べてみると楽しいかもしれません。いまどきアナログな年賀状は衰退の一歩を辿っているのでしょうか。私は頭の片隅で面倒と思いながら、年賀状を出し続けている一人です。年賀状は御無沙汰している人に挨拶が出来る有効なアイテムだと思っています。1年1回くらいはあの人からこんな年賀状が届いたという感慨があってもいいのではないかと思っています。ただし、年内早めに年賀状を出す気分にはなれず、例年元旦には届きませんので、そこはご容赦ください。