Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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三連休 制作&墓参り
三連休2日目です。今日も朝から工房に篭りました。染めのアーティストが今日も来ていて、昨日と同様それぞれの場所で制作をやっていました。私は昨日まで取り組んでいた板材の油絵の具塗装の作業は休んで、今日は陶彫制作に戻りました。新作の陶彫部品もまだ足りない状況で、陶彫には成形と彫り込み加飾の後、乾燥をさせる時間が必要です。不足している陶彫部品を急いで作らなければ乾燥時間の確保が難しくなるので、まず陶彫制作を優先しようと思ったのでした。朝から座布団大のタタラを数枚準備し、今日はビニールで包まず、そのまま放置しました。用事を済ませてからそのタタラを使うので、多少硬めにしておく必要がありました。用事というのは相原の菩提寺に墓参りに行こうと家内と決めていて、昼前に仏花を持って出かけました。家内も私も彼岸を忘れていて、姪に言われて気づいた次第です。罰当たりな子孫で申し訳ないと思っています。墓参りを済ませて昼過ぎに工房に戻ってきました。さっそく陶彫成形を始めました。床に置いた屏風の板材に絵の具を振りかける作業より、陶土を立体に立ち上げる作業の方が、自分としては気軽に取り組めてホッとしています。つくづく塑造が好きなんだなぁと改めて思います。夕方になって早めに自宅に戻りました。昨日から私は自宅の片付けに入っていて、今日も3時間ばかり片づけをやっていました。断捨離をしながら片づけをしていますが、過去のものが沢山出てきて、いろいろな思いに囚われてしまうので、この作業は創作活動とは異なる疲れを感じます。公務員管理職としては来年度人事を控え、彫刻家としては7月の個展に向けて制作が佳境を迎え、自宅ではリフォーム工事が目前に迫っていて、私は今や混乱の最中にいるといってもいいでしょう。夜7時に工房にいる染めのアーティストから連絡があり、私は彼女を家の近くまで車で送りました。感染症のこともあって公共交通機関を使わせないようにしているのです。明日も継続です。