Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 地域行事参加&陶彫制作
職場のある地域と、私の職場は密接な関係にあり、昨年まではあらゆる地域行事に私は職場を代表して参加しておりました。今年はコロナ渦の影響で地域行事がなくなっていましたが、小学校のグランドを借りて行なうスポーツ大会を開催する運びになり、副管理職とともに私も軽スポーツに参加してきました。午前中の大会でしたが、久しぶりに地域の方々と触れ合えたことが良かったと思いました。言うなれば休日出勤でしたが、主要な公務ではなくレクレーションとして楽しむことが出来ました。午後は工房に行って昨日の引き続きの作業をやっていました。彫り込み加飾をやった後、窯入れの準備として、乾燥した陶彫部品に仕上げと化粧掛けを施す予定でいましたが、どうやら疲労が蓄積しているようで、これは自宅で少し休んだ方がいいかなぁと判断して、早めに工房を引き上げました。自宅に帰るとソファに横になり、暫し寝てしまいました。昨日は寒く、今日は暖かくなったことで気候の変動も体調不良に影響しているのかもしれず、暫く体力の回復を待つことにしました。そんな中でも脳内では新作のイメージが目まぐるしく動いていて、身体を横たえても気持ちがぜんぜん休めていないのに気づきました。私の何がそんなに創作に駆り立てるのか、自分でもよく分かりません。私の生きる実感が創作活動にあるのは明白ですが、頭の中で新作の土台をどうするのか、木材をどう切断するのか、寝ても醒めてもその考えから解放されず、来週末にはとりあえず土台の制作に着手しようと思いました。創作活動は、創作の泉が滾々とわき出しているうちは、心が落ち着くことはありません。次から次へとイメージが更新されてしまうのです。ピカソが完成を待たずに次作に取りかかったのは、こんな理由なのかもしれないなぁと思いましたが、私は生真面目で律儀な上、ピカソほどの才能を持ち合わせていないために、現行作品と次作との間に大きな破壊と創造を繰り返してはいないと実感しています。それでもピカソほどのスケールはないにしても、私にもそうした機会が訪れることを自覚して、ちょっと嬉しくなりました。また来週末に頑張ろうと思います。