Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 陶彫追加分の制作
週末になりました。週末になると1週間を振り返って、制作状況をNOTE(ブログ)に書いています。今週はずっと工房に通っていました。映画館にアニメーション映画を観に行ったり、横浜では珍しく積雪があったりした1週間でしたが、工房には毎日休むことなく顔を出し、陶彫制作に励んでいました。今夏、東京銀座で発表する新作の大規模作品をやっていましたが、全体構成の中で追加作品が4点必要になり、それにずっと取り掛かっていました。4点のうち2点は成形と彫り込み加飾が終わって、乾燥を待っているところです。4点は結構大きな陶彫部品になり、小手先では作れないなぁと感じました。補充するというよりは全体構成を担う部分になりそうです。その前は作品の土台になる木材加工をやっていたので、改めて陶彫制作に戻ってきて、陶彫の醍醐味に触れました。私の自己表現は陶彫なしには成り立たないと思いました。陶彫部品の追加制作はこの週末では終わらないので、来週も継続になります。全部が出揃うのは一体いつになるのか、焼成を含めると今月いっぱいはかかりそうです。私は昨年3月末に教職公務員を退職して以来、ずっと陶彫制作に関わり、緊張感を緩めることなく続けてきました。創作活動は自分を追い込むために精神的に厳しい一面もあり、身体に負担を強いているのではないかと思うところがあります。ずっとそうしてやってきているので、身体や心が慣れていて、日頃は負担感を感じていないのですが、胃腸の具合が良くない時もあり、その時は制作時間を軽くして対応しています。制作工程には余裕があるので大丈夫なのですが、焦ることが日常化していた昨年春までの生活があまりにも身体に沁みついていて、就寝の時に制作が間に合わない夢を見ていて、焦って起床することもありました。二足の草鞋生活の後遺症なのかもしれません。