Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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Gせいほう&美術館散策
昨日工房で窯入れをしたので、今日は電気の関係で工房での作業が出来ず、窯内温度確認に朝早く工房に立ち寄りました。今日は昨日カメラマンが持参してきた案内状1000枚を持って、東京銀座のギャラリーせいほうへ出かけました。家内が用事があったので今日は私一人でした。ギャラリーせいほうの田中さんに案内状を渡して、その後はどこか東京の美術館に行こうと決めました。せっかく横浜から東京に出てきているので、何か話題性のある展覧会をやっていないかと探してみたところ、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催している「ボテロ展」を見つけました。コロンビア出身のフェルナンド・ボテロの生誕90年を記念して本展を開催していますが、ボテロ本人は存命で、図録には本人からの言葉が入っていました。ボテロの作品は一目瞭然な特徴があります。それは副題にもなっている「ふくよかな魔法」です。人物も静物もすべてが豊満で、しかも大画面に描かれていて、その独特な世界観はあまりにも有名です。私はまとまったボテロの作品を観たのは初めてでした。ウィークディにも関わらず鑑賞者は結構入っていて、ボテロ人気がどのくらいなのかを伺い知ることが出来ました。詳しい感想は後日改めます。東京では大手の画材店にも立ち寄りました。私は陶彫新作には印を彫って貼り付けているので、大きめな印材が東京の大手画材店でないと扱っていないことがあるのです。工房には多少余分な印材はありますが、こういう機会にまとめて購入しておく必要を感じます。そして陶彫成形に使う掻出しベラが壊れかけているので、これも調達しました。陶芸用品は栃木県益子や茨城県笠間に行けば、あらゆる種類のものが手に入りますが、そこまで行く余裕がない時は都心の画材店に頼るしかないのです。そんな用事があって、私は時折東京に出かけて雑用を済ませています。