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8月の制作目標
8月の制作目標について、昨日のNOTE(ブログ)で書こうとしていましたが、初日にいろいろなことがあって昨日は日記になってしまったために、目標披露は今日に繰り越しました。夏真っ盛りの8月にどんな制作目標を立てるのか、今までの私なら夏季休暇を控えていて気分高揚して考えるところを、創作活動一本になった現在では、8月だからといって休みの気分はありません。今までの制作を焦らず休まず継続していくだけですが、現在作っている陶彫は平面RECORDを立体化したような按配で、日々1点ずつ制作していくことを基盤としています。そうは言うものの理想として考えていたものになかなか近づけずにいて、まずは平面RECORDの制作を優先させようか思案中です。平面RECORDは立体版のアイデアを盛り込んでいて、ここで試行錯誤してまとめたものを立体に移し替えているのです。形態は平面・立体双方とも正方形・立方体なので、発想は限られてしまっていて、手枷足枷が嵌められている状態で、アイデアを捻り出しています。ところが私は意外にもこういう設定が得意で、今のところ退屈は感じません。今月は只管制作を続けていくだけです。今月の鑑賞は美術館や映画館に積極的に出かけようと思っています。コロナウイルスの感染が広がっている中で、都心に出かけていくのは憚れますが、感染対策をしながら対応していくつもりです。読書に関しては、先月から読んでいる彫刻の歴史や印象派に関する書籍を引き続いて読んでいきますが、私は10代の頃に学校で刷り込まれた課題に今も憑かれていて、夏休みは読書をして感想文をまとめなければならない脅迫観念があるのです。随分前のNOTE(ブログ)に、夏休みの読書には主題を設けて関連する書籍を一気に読んでいくべきだと書かれています。学校教育とは怖ろしいものだなぁと今更思いますが、それによって私には数々のジャコメッティの彫刻論や随想集を読破した思い出があります。私たち横浜市民全員が横浜市歌を歌えるのも学校教育の成せる技で、私の読書癖もそこに要因があるのかもしれません。暑い8月を頑張って乗り切っていきたいと考えます。