Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

週末 東洋美術を堪能した1週間
週末になりました。今週を振り返ると、やはり東京の美術館・博物館3館に出かけたことが印象に残っています。行った先は東京都美術館、東京国立博物館、国立新美術館で、首都圏では代表格にあたるところばかりでした。「ボストン美術館展 芸術×力」、「故宮の世界」展、「二科展」と出かけた展覧会を並べると、どれも存在感があるものばかりで、美術鑑賞に関しては充実した1週間でした。「ボストン美術館展 芸術×力」では各国の美術よりも日本の二大絵巻に注目してしまい、「故宮の世界」展ではバーチャルリアリティによる紫禁城の内装や美術品・工芸品の数々を楽しみ、「二科展」はわが国では最大規模の公募団体による現代美術の現状を見てきました。言うなれば東洋美術を堪能した1週間であり、古代から現代までを網羅した内容になりました。創作活動では水曜日以外は全て工房に出かけて、陶彫制作をやっていました。水曜日は2つの美術館・博物館を巡ることを考えて、工房へは行かず朝から美術館へ出かけて行きました。因みに月曜日と火曜日と金曜日の昼ごろにやっている水泳の習慣は、いつも通りにやっていたので、それを考えると結構疲れた1週間だったかなぁと思っています。加齢のせいとは思いたくない私でも足腰が痛くなってしまったため、家内には痩せ我慢をせずに告げることにしました。こんなことではコロナ禍がさらに落ち着いて海外旅行のハードルが下がっても、世界遺産を巡る旅は夢のまた夢になってしまう事態になりかねないので、足腰を鍛え直す必要がありそうです。陶彫制作は相変わらず元気に取り組みました。陶土を練ったり、大き目のタタラを掌で叩いて作ったり、成形や彫り込み加飾もやっていました。これが毎日の仕事の基盤となっていて、朝になると取りあえず工房に出かけて、制作を継続しています。陶彫制作は陶土の乾燥具合に左右されるので、自分の事情で休むわけにはいかないのです。今日から三連休が始まりましたが、陶彫制作に休みはありません。いつも通りの日常が待っているだけです。