Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 寒さ和らぐ一日
三寒四温とは言うけれど今日は暖かく感じた一日でした。風が強く、工房の周辺では木々の枝が風に震えていました。朝から制作三昧の一日で、細かな加飾に明け暮れました。結局、今月は陶彫ばかりで木彫の柱の仕上げは来月に持ち越しになりました。朝から制作に打ち込んでいると、時間が経つのを忘れます。いつの間にか夕方になり、その割には工程がたいして進んでいないのが悩みの種です。彫刻は時間がかかる、手間がかかる、お金がかかる、という悪条件があって、それでも何年も取り組んでいるのが我ながら不思議です。実材を相手に無言で対話しているのが大好きなのです。工房内の空気は、外の暖かさのおかげで寒さが和らいでいました。また寒い日がくるかもしれませんが、こんな気候の中でずっと制作できたらいいなと思っていました。