Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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本焼きの心配
震災で大変な被害に遭われた方々を思えば、自分の心配なぞ取るに足りないことですが、深夜3時頃に横浜でも震度3程度の揺れがあり、昨日窯入れした作品がどうなっているのか心配になりました。今日は仕事帰りに工房に行って、窯の様子を見てきました。窯の温度計はいつものように順調な温度を示しており、ホッと胸を撫で下ろしました。どの程度の地震で安全装置が作動するのかわからないし、もしも途中で電気が切れれば窯内の作品はどうなってしまうのか自分にもわかりません。ただ釉薬を使っていないので、再度スイッチを入れれば案外大丈夫な気もしています。こんなことで心配する自分からすれば、栃木県益子や茨城県笠間の陶芸家は、5月の陶器市を控えて、その心配は計り知れないものがあると察します。彼らは直接生活に結びつく商品を作っているわけですから、大変な心労があろうかと思います。自分も含めて本焼きが問題なく済むことを願っています。