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9月 家内が富山県八尾へ
今朝早く出勤前に家内を最寄り駅まで車で送ってきました。毎年この時季は富山県八尾で「おわら風の盆」が開催されます。家内は富山県出身ではありませんが、胡弓奏者として都心を中心にした演奏活動を行っています。「おわら風の盆」に欠かせないのが胡弓の調べ。家内は幼い頃からバイオリンをやっていて、さらに成人して三味線に惹かれて師範まで授かっています。その2つの楽器の融合したものとして胡弓に辿りついたのでした。そんな環境が作用したためか上達が早く、「おわら」の公演によく誘われています。この時季の富山県八尾通いは、いわば総本山参拝のようなもので、普通の観光客とはニュアンスが違うようです。自分はかつて家内に誘われて一度は富山県八尾に「おわら風の盆」を見に行ったことがあります。自分は普通の観光客でしたので、その時ばかりは人出の多さに驚いて、もうリピーターにはなれないと感じたほどでした。胡弓は中国の二胡に近いカタチをしていますが、二胡とは大きく異なります。夜道を流して歩く時は、物悲しい調べになり、郷愁を誘います。そこに魅せられる人が多いと思います。台風が近づいてきていますが、さて、「おわら風の盆」は例年のように開催されているのでしょうか。