Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 工房に来客多し
正確に言うと表題にある来客は誤りです。客ではなく相原工房スタッフというべき人たちが5人来ました。いずれも若い子たちで各美大の在校生から卒業生で、在校生は大学の課題をやりに、卒業生は自分の制作をやりに来ました。5人のうち男子1名は社会人で、二科展に自作の彫刻作品が入選したので案内状を持って来たのです。残り4人は全て女子です。アートやデザインの世界は、女子が主流になっているのか、とにかく女流作家が目立つ世情を反映しているようです。若い子たちが工房に出入りしてくれることを大変嬉しく思います。何と言っても活気が漲るのです。コンクリート打ちっぱなしの床、外壁だけの工房に、トイレを完備して窓にカーテンをつけたのは、この子たちが遅い時間帯まで工房に残っている可能性があると想定して、少しでもプライバシーが守れればと考えた結果です。当初はトタン張りの小屋を考えていたのですが、当時借りていた工房に若い子たちが来ていたので、相原工房は自分ひとりが使うものではないと判断し、鉄筋スレート張りで外観は黒塗りにして、アートの雰囲気のある建物を作ったのでした。今日自分は「陶紋」5点の成形を行いました。やや涼しかったので作業は捗りました。作業効率が上がったのは、あるいは隣でせっせと絵を描いている若い子たちのおかげかもしれません。