Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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三連休初日 後輩たちのグループ展
今日は朝から工房で制作をしていて、午後は横浜市民ギャラリーで開催されているグループ展に後輩たちが出品をしているので見てきました。自分も以前はこのグループ展に出していました。仕事が多忙化するにつれてグループ展から離れてしまいましたが、当時一緒にやっていた仲間たちの成果を見て、自分の制作を振り返る機会にしています。とりわけ後輩にあたる2人の作家に注目していて、彼らの作品があるからこそ同展に出かけたと言っても過言ではありません。一人は彫刻家で二科展に出品しています。畝って広がる有機的な形態を木彫で表現しています。花弁のような開口部から現われるモノに命の息吹を感じさせてくれます。もう一人は画家で太陽美術展に出品しています。西欧の日常風景を丹念に写実する画風で、抑えた色調が醸し出す何気ない一瞬を捉えています。こうした若手作家のおかげで自分も活力をもらえると思っています。関内にある横浜市民ギャラリーは今年3月をもって閉館になりますが、若い頃から自分の作品を育ててくれた空間がなくなる一抹の寂しさを抱きながら、市民ギャラリーを後にしました。