Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 木彫一本に移行
今日は朝から夕方まで工房にいました。ようやく陶彫追加部分の成形と彫りこみ加飾が終わって、あとは乾燥するのを待つばかりとなりました。これで皹割れがなければ陶彫は本当に完了したことになります。やれやれと思いましたが、陶彫は窯出しをするまで予断を許さないのです。その分木彫の工程が遅れ気味で、午後は焦りながら荒彫りを行いました。これからは木彫一本です。少しずつ全体のカタチが見え始めましたが、まだ今後の作業が多すぎて、何をどこから手を付けていいのかわからない状態です。木彫で覆う屏風は6点あります。1点だけでも細部まで彫りこんでおいて、その完成した1点を基準に残り5点に拍車をかける方法がありますが、全体の手直しが出来なくなる嫌いもあります。全体をバランスよくやっていく方が良いのですが、あちこちに目を飛ばしていくと疲労が積み重なることはよく判っています。最終的には常軌を逸してまとめ上げていくパワーは自分にはあると信じて、姑息な手段は使わないようにしようと決めました。今週のウィークディも夜の時間帯に工房に出かけられたらいいなぁと思っています。ただ、夜の電動工具使用は近所迷惑なのでご法度です。