Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 展覧会&叔父の音楽会
先日、日本やインドの仏像展に出かけて、先週はその感想をまとめていましたが、今日は一転してバタ臭い展覧会に足を運びました。と言っても制作を休むわけにはいかず、朝6時から7時半までの1時間半を陶彫の彫り込み加飾に使いました。春とはいえ朝はまだ寒く久しぶりにストーブを点けました。8時半に家内と自宅を出て、東京目黒に向かいました。東京都庭園美術館で開催している「幻想絶佳:アールデコと古典主義」を見て来ました。当美術館は旧朝香宮邸を使い、既にアール・デコ様式が随所に見られる空間ですが、美術館全体をリニューアルをしたので展覧会と合わせて見てみようと思っていたのでした。期待した通りの素晴らしいひと時を味わいました。感想は後日まとめます。午後は声楽家の下野昇叔父が長津田みどりアートパークでコンサートを開催するので聴きに行きました。「春に歌う ジョイフルコンサート 森康子&下野昇」と称したコンサートは軽妙洒脱で愉快なプログラムでしたが、齢79歳の叔父が現役で頑張っている姿勢を見せつけられて、大いなる元気を頂きました。親戚の贔屓ではなく、客観的に聴いても叔父の技量は大したものだと思いました。前半の日本の歌唱では「出船の港」が秀逸、後半のミュージカルセレクションでは「南太平洋」の「「魅惑の宵」、「CATS」の「鉄道猫の歌」が秀逸でした。森康子氏との「マイ・フェア・レディ」の芝居仕立ての掛け合い歌唱も楽しませてくれました。制作に追われる週末ですが、たまには観賞も入れないと自分が萎んでしまうのではないかと恐れています。そういう意味で今日は充実した一日だったと思っています。