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週末 管理職研修から帰って…
昨日の勤務終了時間から東京浅草に向かいました。横浜市旭区には12の公的施設があって、一つひとつに管理職がいるので、私たちの仲間は12人いるのです。日頃は多くの職員の中で一人で仕事をしていて、大小の事案を判断しています。私たちは孤独な役職でもあり、そういう意味でも12人が集まる場はとても貴重な機会です。みんなが相談できる相手であり、支えあう同士です。私たちは12人で1年に一度宿泊して研修を深めます。とりとめのない話も大きな危機管理としての心構えもお互い確かめ合って、明日からの仕事の糧とするのです。昨夜は浅草の雷門近くにある「駒形どぜう」に行って鰌料理に舌鼓を打ちました。ホッピー通りにも足を伸ばし、ワイワイガヤガヤと夜更けまで話し合っていました。今朝、浅草から帰って、家の用事を済ませ、明日の制作の準備にタタラを3枚作りました。自宅で暫し休憩し、夜は恒例になったミニシアターに出かけました。観た映画は「放浪の画家ピロスマニ」です。これは1969年に制作された映画なので、封切りから40年近く経っていることになります。私の記憶ではオーストリアのウィーンにある映画館で初めて観て、帰国後に数回観ているのではないかと思っています。私は1980年から85年までウィーンに住んでいて、よく場末の映画館に通っていました。物語が虚覚えなのはドイツ語吹替版だったせいかもしれません。帰国して観た本作の日本語字幕を読んで、初めて物語が分かったような記憶があります。まるでナイーヴ絵画のようなシーンはよく覚えていて、草原の風景や服装等の風俗を改めて思い出しました。20代に初めて観た時と、現在の年齢で観た印象が異なっていて、自分の年齢に応じた感覚の差異に我ながら面白さを感じました。詳しい感想は機会を改めます。今日はたいして制作は捗らなかったものの充実した一日を過ごしました。