Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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代休 個展出品の選択
今日は休日出勤の代休日でした。昨日は「発掘~宙景~」のテーブルの脚を木彫していました。今日は同作品の陶彫に取り組みました。「発掘~宙景~」は現在まで仮にA、Bとした2つの作品を同時に作っていましたが、図録撮影までの日程を考えると、そのうち1点に絞り込んで制作した方が良いと判断し、Aとして作っていた作品の完成を目指すことにしました。当初思い浮かんでいたイメージも修正を加えました。Aはテーブルの下に陶彫部品を吊り下げるイメージをそのまま残し、Bはテーブルの下に吊り下げるだけではなく、床から立ち上がる陶彫部品と、テーブルから吊り下げる陶彫部品が合体していくイメージを付け加え、高さもAより高くして、別の作品としてタイトルも一新することに決めました。Bは来年に持ち越します。この判断によって、今回の個展出品作品は、大きなものとして「発掘~座景~」と「発掘~宙景~」の2点のみとしました。そこに小品を加えていこうと思います。図録撮影日は6月4日(日)に決定し、そこまでの制作工程を考えながら日々作っていくことになりました。今日はひとつに絞り込んだ「発掘~宙景~」の吊り下げ陶彫の3段目になる部品を作っていました。これは20㎝から15㎝の高さになる比較的小さな部品で、一番床に近いところに接合されるものです。頑張って6点全てを作り上げました。成形と彫り込み加飾を施して乾燥を待つばかりにしました。これで個展出品作品の陶彫成形と彫り込み加飾は全て終わりました。残りの作業は仕上げのヤスリがけと化粧がけ、焼成になります。「発掘~宙景~」は最後の最後にテーブルに突き出るボルトの頭をどうするかになりますが、今考えているのは厚板を等高線のように加工してテーブルに載せることです。これは撮影間近までかかりそうです。ともかく今日は個展の作品選択を決めたターニング・ポイントの日になりました。