Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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連休② 寒暖差が疲労を誘う
昨日は冬が再来したかのような寒さの中で、朝から工房に篭っていました。ストーブを焚こうか迷うほどでしたが、テーブル彫刻「発掘~曲景~」の柱を彫っているうち、身体が温まってきてちょうどよい具合になりました。陶彫部品の彫り込み加飾と柱の木彫の粗彫りという作業が、昨日のノルマでしたが、何とかやり遂げて今日を迎えました。連休2日目の今日は、柱の木彫の仕上げを午前中に行い、午後は次の陶彫成形のために土練りをして、座布団大のタタラを数枚準備することを自分に課していました。木彫は昨日の流れがあって気分が乗りました。今日で3本の柱は全て出来上がり、次にテーブルに砂マチエールを施して油絵の具を染み込ませる作業を残すのみとなりました。砂マチエールと油絵の具による塗装は次回に回すことにしました。午後になって、日差しが出てきて気温が上昇しました。昨日と今日の寒暖の差は相当なもので、私は半袖のシャツになり、土練りを始めました。土錬機を回している最中で、身体がだるくなりました。これはどうしたものかと休憩を取りましたが、果たして寒暖差に身体がついていけず、疲労を覚えたのではないかと思いました。自宅に帰って暫し休もうかと思いましたが、土練りの途中で陶土を放り出すわけにもいかず、ちょっと無理をして土練りを続けました。午前中やっていた木彫もそうですが、午後の大きなタタラも掌で何度も叩いて座布団大に引き伸ばしていくため、かなりパワーを要します。彫刻ならば力仕事は当然なのですが、疲労をしている中で行なう作業は結構厳しいなぁと思いました。何度も経験してきた作業で、今日がとくに厳しいわけではないと思っていましたが、体調に関係してくる時は、作業を休んだ方がいい場合もあります。それでも今日も昨日と同じ7時間くらい頑張ってしまいました。明日は家内と地方の美術館巡りをやってきます。やっと連休の楽しみがやってきた感じです。