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三連休 母の通院&陶彫加飾
三連休の初日です。今日は介護施設に入居している母の通院に家内と付き合いました。施設から病院まで車椅子を押していくのが私の役目で、検査は家内が付き添ってくれました。とくに母には異常がなかったので安心しましたが、90代の母は何があってもおかしくないと思っているのです。母は食欲はあるし、会話も問題なく出来るので、当分大丈夫かなぁと感じますが、部屋にいても車椅子に乗っている最中でも眠っていることが多く、この歳になれば人間はそうなるのかもしれないと思った次第です。私自身はこの歳まで生きていられるのか、生きていられれば創作意欲はどうなっているのか、葛飾北斎のようにさらに高みを目指すようでありたいと、私は願ってやみません。母の付き添いの後、工房に出かけ、成形が終わった陶彫部品に彫り込み加飾を施していましたが、この制作姿勢をいつまでも保ちたいと思いつつ、陶土に向かい合っていました。凌ぎ易い気温になったおかげで、集中力が増し、あっという間に夕方5時を回っていました。本来なら土曜日はウィークディの疲れが残り、なかなか作業が進まないところですが、母を見るにつけ、残された人生を感じ取り、夏の暑さも一段落したことも相俟って、陶彫制作に気持ちが入ってしまい、久しぶりに前後の見境なく集中した状態になりました。今夏は一心不乱に創作に打ち込んだ記憶がないため、6月個展用撮影前の状態に心が戻った気がしました。創作活動はこうでなくっちゃいけないと思いながら自宅に帰ってきました。三連休初日はいいスタートを切れたのではないかと思います。明日から若いスタッフもやってくるので、一日1回は集中状態が作れれば幸いと思っています。