Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

2019年HP&NOTE総括
2019年の大晦日を迎えました。まず今年の総括を行う前に、今月を振り返ってみたいと思います。新作の陶彫制作ですが、床に這う根の部分は19点が出来上がり、今は屏風に接合する陶彫部品を作っている最中です。屏風に接合する部品は現在12点の成形や彫り込み加飾が終わっています。一日1点ずつ作っているRECORDは、下書きばかりが先行する悪癖が出てしまい、仕上げは来年に持ち越します。二足の草鞋生活のもうひとつの顔である公務員管理職として今年は職場が変わり、新しい仲間たちと一緒に仕事をしてきました。9ヶ月が過ぎて大分慣れてきましたが、多少勝手が違うこともあって今だに困ることもあります。来年度は続投の依頼がきましたが、定年になって仕事が創作活動だけになってしまうと一体どうなるのか、そろそろ考え始めなくてはならないと思っています。今月の鑑賞は美術館や画廊に行く暇がなく、映画鑑賞だけになってしまいました。「シュヴァルの理想宮」、「存在のない子供たち」(2本ともシネマジャック&ベティ)を見てきました。私には2本とも刺戟のある優れた映画だったと振り返っています。自宅に関する私事になりますが、築30年になる自宅の雨樋修理や屋根の補修、外壁塗装などをやることになり、大型台風の影響があったため、災害保険の適用を受けました。全額は出してもらえず貯蓄から持ち出しになりましたが、次は内部のリフォームをやっていこうと計画しています。私たち夫婦も断捨離をする時期を迎えたのかなぁと思っています。工房ではロフト拡張工事を行ない、増えてきた彫刻作品の保存を真剣に考えざるを得なくなりました。個展(ギャラリーせいほう)は今年14回目を終わらせたので、作品が増えていくのは仕方がないなぁと思っています。何しろ今年も病気も事故もなく創作活動に邁進出来たことが何よりも幸運だったと思っています。二足の草鞋生活で職場には迷惑をかけないようにしたいと私は思っていて、そのために職場環境を良くしておかないと創作活動もままならなくなります。日頃から職場の人との繋がりや組織を大事にしていきたいと思っています。最後にホームページについて触れておきます。このホームページは私の創作活動の面から情報発信をしているもので、画像は陶彫作品とRECORD作品に限られています。カメラマンと相談しながら画像の構成をしていますが、今後はさらに充実させたいと考えています。NOTE(ブログ)は日々の記録ですが、日記というより展覧会や映画の感想や、書籍から得た知識、作品の進行具合など思いつくまま書いています。拙い文章を読んでくださっている方々に感謝申し上げます。来年もよろしくお願いいたします。皆さまにとって来年が良い年でありますようにお祈りしています。