Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 梱包作業に追われる②
昨日に続いて今日も朝から工房に篭り、梱包用木箱作りを行ないました。7箱作ったところで木材が足りなくなりました。昨日建材店に行って木材の追加注文をしてきたので、今日の午後3時過ぎにベニア板材を取りに行ってきました。木箱作りはすっかり慣れてきました。とりあえず20箱を作ろうと思っています。今日は建材店に行くまでに多少時間が空いたので、最新作品の彫り込み加飾をやっていました。2点目の陶彫部品は高さ50cmあって、これが一段目になります。さらに上に陶彫部品を積み上げていく予定です。最新作品は直方体に矩形模様を彫り込んだものを数多く作っていく計画でいます。今日は朝のうち雨が降っていましたが、午後になって曇りに変わりました。工房には毎週来ている美大受験生がデッサンを描きに来ていました。昼過ぎに染めのアーティストが工房に顔を出しました。工房に置いてあった染め粉や道具を取りに来たようで、作業台の下やロフトにあった道具を車に運んでいました。静岡で仕事があるとのことで、自分の技能で仕事が出来るのは幸せなことではないでしょうか。昨日来た文学系の子もそうですが、最近の工房スタッフは若返りが見られています。10代の子たちがやって来るようになるとは、俄かに信じ難いなぁと思います。これから自己表現活動を行なう子たちは、まさにスタートラインに立ったばかりで、真摯に自己発展を求める道と横道に逸れる迷いが生じて、決して安定した状態ではないはずです。ただし、工房という空間環境が迷いを遮断するものではないかと察していますが、どうでしょうか。私は創作活動にしても、今のような梱包作業にしても、コツコツ地道にやることで物事を達成してきました。彼女たちも同じかもしれません。私はまた来週末も梱包作業に追われているはずです。