Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

2020’12月の制作目標
今月は師走と呼ばれている通り、1年の締めとして多忙を極める1ヵ月となります。そのためどのような制作目標を立てようか思案しているところです。陶彫部品を集合させて世界観を作る私の新作では、そろそろ土台となる板材の加工をやり始めなければならないかなぁと思っています。毎年7月にギャラリーせいほうに企画していただいている個展には、2点は大きな作品を出す計画があり、数点は小品にする予定です。毎年変わり映えがしない出品状況ですが、新作であればギャラリーの空間は毎年違って見えます。来年は2点とも円形を基にした作品にします。今作っているのは、土台は厚板材を加工して砂マチエールを施し、そこに陶彫部品を数多く点在させる作品です。円形の架空都市を俯瞰できるようなものにしていく計画です。もう1点の作品は大きなテーブル彫刻ですが、そこに陶彫部品はありません。木材だけで作る計画で、見上げるような高い位置にテーブルを設置しようと思っています。テーブルの脚には木彫を行い、全体的には軽やかで明るいイメージが浮かんでいます。今月は年末年始に休庁期間があり、亡母の件で喪に服すため、正月は何をするわけでもなく普通に過ごす予定でいます。ということは制作三昧で過ごせるわけで、この機会に厚板材の土台を作り始めようと考えています。ただ、今月は日曜日に出勤する予定が2回あります。その日も時間を作って工房に通うと思いますが、どこかで鑑賞もしたいなぁと思っているところです。