Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 蒸し暑い工房で…
週末になりました。今週の工房での制作状況を書いていきます。美術館に出かけた木曜日以外、今週は全て工房で過ごしましたが、真夏の蒸し暑い工房での過ごし方を考えていこうと思いました。工房には空調機器がなく、大型扇風機で暑さに対処しています。とくに午後の暑さは身体に応えるもので、夕方になって工房を後にしてから胃腸の具合が悪くなる始末なのです。以前の生活から比べれば、毎日工房に通っている今は制作工程が進んでいる状況なので、陶彫制作は午前中のみにして、昼から近隣のスポーツ施設で水泳をやって、そのまま自宅に帰るルーティンに変えようと思います。午後はRECORDの山積みされた下書きの制作に手をつけています。工房に行くと、あれもこれも目に入ってしまって、今までのように追い立てられるように作業をしてしまう癖がありますが、そこは余裕を持って日々のノルマを緩和していきたいと思います。現在、来年に向けた新作は11点の陶彫作品が乾燥棚にあって、もう1点追加すれば、ここでとりあえず窯入れを行いたいと考えています。窯入れ前の1点追加は明日陶彫成形を行う予定です。明日は美大受験生が来るかもしれず、ちょっと無理をして一日制作を考えています。そのためのタタラの準備を今日やりました。順調と言えば順調ですが、毎日工房に行く生活とはこういうものかと認識をしながら過ごしています。作品に対する思索も途切れることなく、煮詰めていくには好都合な状態です。ただし、以前の生活は作品との間に敢えて距離を置くことで見えてくるものもありました。週末毎に作品を客観的に眺めて、方向を確かめることをしていました。今は作品が近いので、近視眼的になりそうなところが危険かなぁと思っています。その対応として複数の作品を同時に進めてみようかとも思っています。いずれにせよ時間があるという贅沢を満喫できることは、自分の人生に感謝しかありません。