Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 板材刳り貫き継続
週末になりました。今週は火曜日の夜に突如思い立って、横浜の中心街にあるミニシアターに出かけ、1973年にヨーロッパで作られたアニメーション映画を観てきました。水曜日には車の運転中に故障警告灯が点灯して、翌日に車をディーラーに持ち込みました。車が使えない金曜日に東京表参道にある根津美術館に行き、琳派の傑作を見てきました。今週は車のトラブルもありましたが、鑑賞に映画館や美術館に行けて、制作以外に実りの多い1週間だったと思っています。工房には5日間通い、新作の中規模作品の木材加工に入りました。木材加工の主な仕事は板材に描いた文様の刳り貫き作業で、電動工具を使っていました。木材を扱い出すと木屑や埃が出るので、陶彫部品の乾燥棚や陶土を置いておく作業台、美大受験生が使っている作業台にもビニールシートをかけていました。板材刳り貫き作業は今日も継続していて、まだまだ時間がかかりそうです。ちょうど2週間は陶土に触れていません。今のところ専ら木材を素材とする制作に移っていて、陶彫とは意識が変わっています。同じ作品でも異なる素材をコラボレーションするのは、かなり慣れてきているとは言っても、当初のイメージを頭に描きながらやっていくしかないので、陶土と木材の統一感が出てくるのか心配は尽きません。今日は高校生2人が工房に来ていて、デッサンや平面構成をやっていましたが、電動工具から出る騒音で迷惑をかけているなぁと思っていました。