Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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2021年HP&NOTE総括
2021年の大晦日を迎えました。今年も昨年に続いて新型コロナウイルス感染症に翻弄された1年になりました。その中で東京オリンピック・パラリンピックが夏に開催されて、スポーツ特有の筋書きのないドラマに感動を覚えました。その一方で感染者がピークに達し、今後はどうなっていくのか不安もありました。現在は変異株もあって予断を許さない状況ですが、日本は他国に比べると感染者が抑えられ、ここ数日は帰省ラッシュも見られるようになりました。感染予防をしながら経済を回していく取り組みはこのまま続けられるのか、先行きが見えない中で、私たちも頑張っていかなければならないのでしょう。さて、私事として今年を振り返ると、長年勤務してきた教職公務員を退職しました。最後の7年間は校長として難しい学校運営をしてきましたが、何とか無事に役目を果たせたのではないかと思います。4月から彫刻家一本になり、毎日工房に通う生活になりました。それまでの二足の草鞋生活が今となっては信じられないほど大変だったと振り返っていますが、その時はたいして辛くもなく夢中で取り組んでいました。環境の慣れというものは凄いものだなぁと思い返しています。その創作活動ばかりやっている生活も9ヶ月が過ぎました。考えてみれば若い時から、私はこういう生活を送りたかったわけで、やっと理想の生活になったと考えています。20歳の時に夢見た生活を45年かけて手に入れたわけですが、それでも自分は幸運だったと思っています。今年の夏の個展も16回目を迎えました。懐かしい高校時代の同級生でタレントとして活躍している友人が来てくれたことが印象的でした。個展を続けていなければこんな機会もなかったことでしょう。最後にホームページについて触れておきます。このホームページは私の創作活動の面から情報発信をしているもので、画像は陶彫作品とRECORD作品に限られています。カメラマンと相談しながら画像の構成をしていますが、今後はさらに充実させたいと考えています。NOTE(ブログ)は日々の記録ですが、日記というより展覧会や書籍等から得た知識、作品の進行具合など思いつくまま書いています。拙い文章を読んでくださっている方々に感謝申し上げます。来年もよろしくお願いいたします。皆さまにとって来年が良い年でありますようにお祈りしています。