Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

5回目のワクチン接種の日
新型コロナウイルス感染症は、いつになったら終息するのでしょうか。現在は第8波と呼ばれるピークが来てるようで、冬場に流行るインフルエンザと同時感染が懸念されることが報道で伝えられています。新型コロナウイルス感染症は、私の校長としての最期の年にデルタ株が流行り、授業をどう成り立たせるのか、学校行事をどうするのか、教職員と常に話し合いを持っていました。当時は、まさかこんな事態になるとは思いもかけず、夢に描いていた円満退職が一気に吹き飛びました。それでも出来る限り学校行事を遂行し、生徒たちに残念な思いをさせないように教職員と工夫を凝らしました。学校には歓送迎会なる教職員の新旧交代を慶ぶ会合がありますが、そんな別れの挨拶もなく、私は退職してしまいました。私はあまり儀礼の機会を好まないので、それでも良いと思っています。組織と個人、私は2つの顔を持って仕事をしてきましたが、新型コロナウイルス感染症は、個人的な仕事の部分ではほとんど影響はありませんでした。ただし、東京銀座のギャラリーで個展が開催できるかどうか、当時のギャラリーのオーナーは難しい判断に迫られたのではないかと察しています。私の個展は休むことなく毎年開催してきましたが、鑑賞者がほとんど来ない年もありました。それでも継続することを自分に課して制作も発表も両方ともやってきました。最近は私の周囲でもコロナに感染した人が増えています。どんな症状になるのか、具体的な情報としては入っていますが、心身が辛くなることは間違いありません。ワクチンを打っても感染することはありますが、多少でも安心を得たいために、今日は自宅の近くの医院に5回目のワクチン接種に行きました。今まで大規模接種会場でやってきたので、街の医院で接種するのは初めてでした。