Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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23’個展のオープニング
今日は海の日ですが、毎年この時期に私の個展を東京銀座のギャラリーせいほうでやっています。今日はそのオープニングでした。今回のテーマは「陶彫・発掘シリーズⅩⅤ」になります。ⅩⅤは15ですが、過去に「構築シリーズ」を3回やっていて、合計すると18回目の個展になります。「発掘シリーズ」の主な作品の素材は陶で、古代出土品のような雰囲気があります。「構築シリーズ」の主な素材は木で、大地から樹木が立ち上がっていく雰囲気を出しています。その両方を合わせ持つ作品もありますが、私としてはどちらかに分類して展示しているのです。今回の「発掘~記録~」と「発掘~坪庭~」は、明らかに「発掘シリーズ」に入るものです。ギャラリーせいほうの白い空間に配置した2点の陶彫作品と、今年初めて試みた平面RECORDによる壁に掛けた作品。鑑賞に来ていただいた人たちはどんな反応を見せてくれるのか、内心はドキドキしながら、オープニングを迎えましたが、なかなか好評だったようで、ホッと胸を撫で下ろしました。平面作品の方が新鮮で印象に残ると言ってくれた人もいました。毎晩頑張ってRECORDを描いている苦労が報われたような気がしました。RECORDは2007年から毎晩作成していて、今回の展示はその一部に過ぎません。アクリルガッシュによる色彩も加わって、今までにないギャラリー空間を演出したのだろうと思っています。今日は20人を超える多くの人に来ていただきました。今日は災害級の酷暑の中で、わざわざ遠くから来ていただいた方々に改めて感謝申し上げます。東京銀座も漸く賑わいを取り戻しています。外国人観光客の姿が目立ちますが、日中は暑いので外を歩いている人は少なく、店に入ると大変混雑しています。何とか個展初日を終えて帰途に就きましたが、今日は疲れました。これから毎日銀座に通います。