Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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10月は秋めいて…
今日は10月の最終日でハロウィンです。ハロウィンとは何か、ネット記事を参照すると、ハロウィンは古代ケルトの伝承に由来するようで、そこでは冬の季節の始まりである11月1日に収穫祭を行う風習があったようです。この収穫祭は毎年現在の暦で言えば10月31日の夜に始まり、祭司たちは、かがり火を焚き、作物と動物の犠牲を捧げ、また、火を焚いて悪いシー(ケルト神話の妖精)などが各家庭に入らないようにしたのがハロウィンの起源ではないかと言われています。日本では何故かコスプレで騒ぐ行事になりましたが、どうしてそうなったのでしょうか。さて、やっと秋めいてきた今月の創作活動等の総括をしたいと思います。今月は31日間あるうち29日間を工房に通いました。窯の修理があり、その修理完了後には4回の焼成を行いました。カメラマンを呼んでRECORDの撮影があり、陶彫制作だけではなく、RECORD制作にも弾みがつきました。陶彫、RECORDともに充実した1ヵ月だったと思っています。美術鑑賞では「キュビズム展」(国立西洋美術館)、「京都・南山城の仏像」展(東京国立博物館)、「激動の時代 幕末明治の絵師たち」展(サントリー美術館)、「ジョセフ・アルバースの授業」展(DIC川村記念美術館)、加えて彫刻の師匠が出品している「自由美術展」(国立新美術館)に行ってきました。1ヶ月で5つの展覧会を回ったのは珍しいことで、これも制作と同じように充実していたと言えます。今月は久しぶりに地元の市立中学校に学校運営協議会で関わる日もあって、教育の現状を垣間見てきました。読書は「古寺巡礼」がもうすぐ読み終わるところで、古都の寺院に思いを馳せるのは秋めいた今月だからこそ情緒を感じさせるのかもしれません。