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三連休最終日は如月展搬入日
今日は三連休の最終日になります。今日は退職校長会が主催する如月展の搬入日になり、私は車で「発掘~街灯A~」と「発掘~街灯B~」を横浜の画廊に運びました。如月展は第45回を迎えているそうで、私が教職に就く前から展覧会が始まったようです。当時は美術科校長も複数いて、盛況だった時代もあったそうですが、私が参加した今年は美術科校長は私を含めて2人だけという状況になっていました。美術科教諭の中には、大学で美術を専門として学んだにも関わらず、教職に就いている期間に創作活動も萎え、退職しても美術をやろうとする人が少なくて、私は残念に思っています。絵画や彫刻は社会的ニーズがなく、目の前の生徒たちを指導することが先決され、心の中に燻る創作活動への思いが次第にその順序を下げてしまうのです。私のような諦めの悪い人間だけが、多忙に押し流されず、初志を貫いていくのだろうと振り返っています。如月会のメンバーは美術科が少なく、皆さんが気軽に美術や書道を楽しむ心を持ち合わせているため、長きにわたってグループ展を継続できたのではないでしょうか。どんな作品であれ自ら楽しんで作品を作るという、美術科教諭が忘れがちな心構えが、如月展にはあると私は感じました。私自身は校長を退職してから横の繋がりがなくなっていたので、この機会に皆さんと交流していこうと思っています。初日である今日は、私は搬入や飾りつけの後、会場の当番をしていましたが、ギャラリーせいほうにも来てくださっている人たちがお見えになり、とても有難く思いました。一番に会場に入ってきたのは高校の同級生で、彼と俳優竹中直人君は、今も付き合いが長く続いている仲間なのです。それから自分と同期の管理職仲間もやってきました。如月会は先輩校長ばかりなので、私はホッとしました。私は次に在廊するのは搬出日ですが、ご高覧いただければ幸いです。場所は「みゆき画廊」横浜市中区吉田町5-1でJR関内駅から数分です。11:30~16:30です。