Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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3月は寒暖差の大きかった1ヵ月
今日は3月の最終日です。長年勤めていた教職の習慣がこの時期になると相変わらず抜けず、3月は年度末の意識があり、明日から新しい気持ちになってしまいます。今となっては月が移行するだけで、身辺に大きな変化はありませんが、それでも記録用の小さな手帳は年度で替えています。さて、今月を振り返ってみると、寒暖の差が大きかったことが挙げられ、今月はそんな要因があったせいか疲れた1ヶ月でした。今月は31日間あって、そのうち29日間を工房に通いました。新作の陶彫制作、古木材加工や調整彫り、小品4点の制作とまさに7月個展に向けた準備が佳境を迎えていました。窯入れは2回行いました。工房の周囲は亡父の残してくれた樹木に囲まれているため、春を告げる花々が咲き乱れ、自宅から工房までの僅かな路を彩っていました。特に青空に映える梅や桜の花が見事で、制作の疲労を癒してくれました。工房に行かなかった2日間のうち1日は、工房に出入りしている美大生と一緒に美大の卒業制作展(女子美術大学)に行ってきました。もう1日は退職校長会のグループ展如月会の懇親会があって、久しぶりに交流を深めてきました。今月の美術鑑賞は「ミロ展」(東京都美術館)、「アルプ展」(アーティゾン美術館)、「中世の華」展(目黒区立美術館)の3つの展覧会に行ってきました。映画鑑賞は充実していて「名もなき者」、「ブルータリスト」、「Flow」、「教皇選挙」(4本ともTOHOシネマズららぽーと)に行ってきました。映画は洋画ばかりでしたが、毎週映画館に通っていました。ちょっと映画鑑賞では学生気分に浸りました。読書では学生時代に読んだことがある「名画を見る眼」を再読しています。若かった頃より、時間をかけてじっくり読んでいるせいか、また時代背景にも若干の知識がついたせいか、その画家が生きた時代に厚みを感じています。西洋美術史が練り上げてきた絵画理論が確かな存在感を伴って、現代にまで受け継がれてきた経緯を改めて感じ入っている次第です。また東京の大手書店を散策し、長年欲しかった書籍が手に入ったことも嬉しかった一幕でした。