2025.12.28
日曜日になりました。日曜日は創作活動についてNOTE(ブログ)を書いています。今日は創作活動というより、工房の荷物整理と後輩の木彫家の作品撮影を行なったので、それについて書いていきます。工房の荷物のいうのは、今年の夏に個展に展示した陶彫作品を箱詰めしたものを、工房のロフトに上げる作業でした。工房に関わりのある若い女性スタッフ3人と後輩の彫刻家に朝9時に集合してもらい、工房の天井に設置したリフトで木箱を上げていきました。後輩と私は1階でリフトを操作し、スタッフ3人を2階ロフトに配置しました。24箱あった木箱は次々にロフトに収まり、梱包した大黒柱4本と壁掛けの作品2点もそこに収めました。実は夏の個展では搬出してきた作品をロフトに上げることができずに、1階部分に今まで置いていたのでした。夏はロフトの気温が上昇し、作業ができる状態ではなかったので、冬になるまで待っていたのでした。昼前にはロフト上げ作業は終了し、その時間から2人のカメラマンが参加して、後輩が週末に熱心に作っている木彫作品の撮影会を始めました。今回の彼の作品は、学校で使っている生徒用机の天板を使ったもので、言わば廃品をレリーフとして再生したものです。その数は60数枚あり、野外工房にそれらを並べて撮影をしました。今日は晴天に恵まれ、レリーフの彫り込みには微妙な影が出来ていました。床に心象風景が彫り込まれているような錯覚になり、なかなか美しい出来栄えでした。その後、室内に移動し、絵画用のイーゼルに1枚ずつレリーフを設置して個体撮影になりました。それをデータ上で彼が改めて再構成するようで、アナログとデジタルを使い分けた楽しい方法だなぁと私は思いました。私の陶彫作品でも言えることですが、亡父の残してくれた畑にはさまざまな樹木が植えられていて、そこに彫刻を置くと思わぬ効果が期待できます。後輩のレリーフも樹木を支えにして立てることができて、作品に葉の影が落ちて光が織りなす美が出現していました。彫刻の魅力のひとつに環境を取り込んだ空間演出があることも忘れてはならないと思いました。