Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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11月 晩秋の季節
11月になりました。月日が経つのは早いもので今年もあと2ヶ月を残すだけです。この時期、職場では来年度人事の課題を抱え、工房では制作が佳境を迎えるのです。晩秋に浸る余裕もなく、なかなか厳しいスケジュールの1ヶ月になりそうです。陶彫の新作屏風は順調に進んでいますが、陶紋5点のうち焼成中にヒビが入ったのがいくつかありました。陶紋は今年の個展から発表している連作で、ギャラリーに来られた方から素敵な感想を寄せられた小品です。単純な直方体の構造なので、原因がどこにあったのかを考えながら再度作り直してみようと思います。新作の屏風になる6点ボックスは、木材補強を今月中にやってしまいたいと考えています。ボックス内に収める陶彫部品は、今までのもので充分かどうかも見極めていきたいと思います。晩秋の季節は芸術華やかな季節でもあり、展覧会にも足を運びたいものです。相変わらず時間と追いかけっこをしていますが、気持ちの高まりを感じつつ今月も創作を満喫しようと思います。