Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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三連休の終わりに…
三連休最終日です。今日は朝早くから工房に出かけ、昨日タタラにしておいた陶土を立ち上げ、新しい陶彫部品の成形を行いました。タタラだけでは保てない箇所には陶土を紐にして補強しました。作業で3時間ほど汗を流し、午前10時には先日NOTE(ブログ)で紹介した2人展に出かけました。車で走ること20分、横浜山手の港の見える丘公園に到着、向かいの岩崎美術館脇の駐車場に車を入れて、エリスマン邸まで歩きました。エリスマン邸地下ギャラリーで開催中の「ココカ裸展」は観光客も含めて、よく人が入っているようでした。若い画家の卵たちの絵画やデッサンは、まだ画風の完成を見ない発展途中であり、将来の可能性に期待できると思いました。午後は再び工房に戻って作業の続きを行いました。三連休はどうだったのか、作業の最中にさまざまなアイディアやイメージが頭を駆け巡り、暫し手を止めたこともありましたが、ウィークディの仕事から完全に解放されて、彫刻のことだけ考えて過ごすことができました。より深く自己を見つめ、何を表現するのか、どんな表現が自分に相応しいのか、もう一度原点に返って考え直したこともありました。思索期間として捉えれば三連休は良かったと思っています。作業と思索双方にどっぷり浸かった時間が経過し、これからは制作工程を見据えながら無心に取り組んでいきたいと思います。