Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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年度末の3月を迎える
平成27年度末の最後の1ヶ月が今日から始まります。今日は春うららかな陽気となり、このまま暖かくなってくれれば幸いですが、三寒四温の季節ではそういかないかもしれません。今月職場では出会いと別れがあります。職員の異動が始まるからです。私たちの異動詳細は今月末に新聞各社で発表されます。書類整理や来年度に向けての引き継ぎや準備が今月後半から始まっていきます。逆に創作活動では年度末の区切りはありません。私は7月の個展から次の年の個展までが区切りと考えていて、3月はまさに制作の絶頂期に入ると言っても過言ではありません。工房が活気づいてくるのは、まさにこれからなのです。図録用の写真撮影を5月に予定しているところですが、果たして今年は全て完成するのかどうか微妙な状況です。昨年は5月と6月に分けて撮影しましたが、制作工程を鑑みながらカメラマンと打ち合わせをしていくしかないと思っています。擂り鉢状の新作が今月どこまで進むのか、集中力が続く限り頑張っていく所存です。今月は見たい展覧会もたくさんあります。勤務時間終了後の夜の時間帯を有効に使おうかとも思っていますが、身体が持つでしょうか。RECORDは勿論継続です。年度末に相応しいRECORDのテーマを考えたいと思います。読書は相変わらずフロイトになるでしょう。精神分析学に興味津々ですが、読書の時間がいつも犠牲になってしまうので、何とかしたいと考えています。もうひとつ、今月の予定に声楽家下野昇リサイタルが入っています。下野昇はテノール歌手で80歳になろうかという年齢ですが、東京文化会館で13日(日)にリサイタルを開催します。下野昇は叔父で、親戚の中では唯一芸術を話せる人です。自分の先達として進むべき方向を照らしてくれる人です。これが人生最後のリサイタルになるのかなぁと勝手に思いつつ、それならば自分は100歳まで個展をやってやると密かに闘志を燃やしているところです。