Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

28年度末を迎える
私たちの業種は、年度で人が入れ替わり、4月から新たな出発となります。新聞による人事発表があるので万人が知るところとなり、明日から新メンバーによる新体制で業務を行うのです。私は職場の組織作りを2週間ほど前から始めていました。欠員臨時任用の職員が揃わない中での組織作りでしたが、その時点で主だった部署は決められたので内々で作っていたのでした。人事の変更は最後の最後までやっていました。私はこうした人事を作るためにこの職場にいると言っても過言ではありません。そのくらい年間を通して人事が重い仕事であることは、どの管理職に聞いても異論はないと思います。私自身は再任用管理職として今年度やってきたのですが、さらにもう1年の継続となり、退職も異動もありませんでした。嘗て再任用維持継続のシステムがなかった時代は、別の仕事に就きながら第二の人生を送る人が多かったと思います。完全に退職する人もいて、悠々自適な生活を楽しんでいる人を知っています。ギャラリーと個展契約を結んでいる創作活動は、私にとって悠々自適と言えるのかどうか疑問ですが、傍から見れば趣味人に見えることは間違いありません。働き始めた若い頃は、定年退職して自由になれることが羨ましいと思っていましたが、いざ自分の番になると職場を手放したくない心理が働きます。また1年頑張っていこうと思っています。今月の振り返りを行うと、制作では「発掘~座景~」の台座裏面の修整や塗装を終えました。陶彫部品も可能な限り作りましたが、5月の撮影までに間に合うかどうかわかりません。RECORDは厳しいものがあって下書きしか終わっていない作品が山積しています。美術鑑賞は香川県高松に出かけて「イサムノグチ庭園美術館」と「ジョージナカシマ記念館」や高松市美術館等を見てきました。映画鑑賞は「エゴンシーレ 死と乙女」を観ました。読書はまるで進まず、来月はもっと本を読みたいと思っています。公務員との仕事の兼ね合いが厳しかった3月でしたが、来月も頑張っていきたいと思っています。