Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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GW初日は制作&映画鑑賞
今日からゴールデンウィークという風潮が周囲にはありますが、私の職場では暦通りなので、来週の月曜日と火曜日は通常勤務です。この2日間を年休にして9連休を取得する人は、まずいないでしょう。ネットには私たちの業種の超過勤務時間の実態が掲載されていました。電通だけではないというネットのタイトルが示す通り、私の職場でも連休中もずっと職場に通う職員がいます。管理職としては職員の健康を守るのも仕事の一つなので、休めるときは休んでほしいと常々言っています。私自身は暦に従ってしっかり休むようにしました。ゴールデンウィーク初日の今日は朝から工房で制作をしていました。「発掘~座景~」の台座4点に1回目の油絵の具を塗りました。これは下地となる彩色で、筆で塗ると言うより、表面に施した砂マチエールに絵の具を染み込ませていく作業でした。これが済んでから台座を作業台からシートを敷いた床へ移動しました。今日はスタッフが来ていなかったので、家内が手伝いました。ここに2回目の油絵の具を染み込ませる作業を行うのです。2回目は絵の具を垂らしたり散らせたりしていきます。アクションペインティングと同じように絵の具の偶発的な効果を狙います。午後は窯入れのために乾燥した数点の陶彫部品の仕上げと化粧掛けを行いました。私の彫刻はまるで異なる作業があって楽しい半面、多忙を極めます。夕方、ボルトナットやブロックサンダーを追加購入するため、店に出かけました。家内が珍しく休みだったので一緒に行きました。夜は常連になっている横浜市中区にあるミニシアターで映画を観ました。イラン映画「人生タクシー」は以前から観たかった映画なので、監督独自の視点から描いたイラン社会の実像を堪能しました。「これはドキュメンタリーのように見せた計算された演出だよね。」と家内が感想を洩らしていました。詳しい感想は後日改めます。ゴールデンウィーク初日らしい朝から晩まで充実した一日でした。