Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 衆院選&陶彫成形
今日は衆議院選挙がありました。私は海外で暮らしていた数年間を除いて、ほとんど選挙には出かけています。両親は決して国政に興味があったとは思えないのですが、国民の務めとして選挙には行くべきだという真面目な姿勢があったため、20歳になった時から自分は両親と選挙に行っていました。若い頃、政治色の強い演劇や映画を頻繁に観ていたくせに、私は足元の国政には興味が持てず、両親と出かけた会場で何となく投票する人を決めていました。30代で公務員になり、50代で管理職になってから、私たちの職種に大きく関わる政党や立候補者の政策を確認するようになり、私の小さな一票が私たちの職種に有益なことを齎せてくれるように願うようになりました。そんなわけで今日は朝から選挙に行ってきました。現在、私は自分たちの職種ばかりの状況だけでなく、国際情勢や日本が置かれている立場にも関心があるのは、管理職としての自覚ではないかと思っています。選挙の後、工房に篭りました。台風が接近しているようで、時折強い雨風が工房の外壁に当たっていました。現在の土錬機で混合した陶土が今日でいよいよ最後になりました。先日から土錬機のモーターが壊れていて陶土が作れていません。新しい土錬機は来月搬送されてくることになっているので、今日作った5個目の「根」部分の陶彫部品で一旦成形を休みます。現在ある陶土は全て使い切りました。またいつものように彫り込み加飾は、ウィークディの夜に工房に通って作業をしようと思います。今後の制作目標が大きく変わりますが、こればかりは仕方ありません。次回から乾燥した大きな陶彫部品をヤスリで仕上げて、化粧掛けを施して窯に入れていこうと思います。新しい土錬機がやってきたら陶彫成形の続きを行うことにします。窯での焼成が始まると、電気の関係で暫し工房が使えなくなります。ウィークディにやってくるスタッフにも伝えておかなければなりません。土錬機のアクシデントはありましたが、制作工程は良い具合に進んでいます。来月は再来月との工程の差し替えをやって、今年は早い時期に窯入れを行うことになりそうです。