Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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GWをどう過ごすか?
明日からゴールデンウィークが始まります。私たちの職種は暦通りの休みしか取れませんので、ゴールデンウィーク前半が三連休、後半が四連休になります。今年のゴールデンウィークは、6月初めに予定されている図録用撮影に向けて制作一辺倒にする予定です。まずは「発掘~角景~」の完成を目指します。「発掘~角景~」の陶彫部品は既に終わっています。テーブルになる厚板と柱の木彫を今後どう進めていこうか思案しています。「発掘~根景~」は僅かばかり陶彫部品のやり残しがあります。これもゴールデンウィークで何とかしたいと考えています。もう少し欲張ると毎年個展に出している小品も、このゴールデンウィークで何とかならないかなぁと思っています。毎日7時間くらい制作に集中したとして、7日間あれば49時間作業が可能です。気持ちが途切れなければ、かなり作品は進むのではないかと思っていますが、どうでしょうか。創作活動はウィークディの仕事より疲労が嵩んでしまうことがあります。公務員管理職は仕事から帰っても、身体が動かなくなるほど疲労困憊することはありません。精神的ストレスはあっても、肉体的な疲れはないのです。そこへいくと彫刻は大変な表現媒体で、素材との格闘、重力への挑戦、制約の中の葛藤に日々翻弄されてしまいます。絵画やデザイン分野に比べて、彫刻家が少ないのも頷けます。今まで彫刻を作り続けていて、ゴールデンウィークをゆっくり休むことはありませんでした。休んでも陶芸の里に行くか、美術館に鑑賞に行くか、結局創作活動に関係するものばかりでした。それが自分の性分と思えばそれまでですが…。ゴールデンウィークは制作に頑張ろうと思います。