Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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2月制作目標は木材加工
今月はもう既に1回分の週末が過ぎてしまいましたが、改めて今月の制作目標を考えてみました。2月は建国記念日や天皇誕生日の振替休日があって、11回の休日があります。そのうち2回は過ぎたので、残り9回を創作活動に充てていきたいと思っています。やるべきことは新作屏風を構成する厚板に格子模様の窓を刳り貫く木材加工です。厚板は2枚を張り合わせる2層構造になり、1層目は陶彫部品が接合される部分とその周囲全体に広がっている格子模様を全て刳り貫くのです。2層目は1層目を張り合わせた時に、部分的に格子模様を刳り貫いて、貫通した部分と貫通しない部分を作っていこうと考えています。そこが今回の一番の見せ場ともいうべきところで、廃墟化した都市を鳥瞰した世界を作ろうとしているのです。陶彫部品も格子模様を施してあって、架空都市の中に異様な生物が横たわっているように見えるかもしれません。当初は格子窓に絡めるような陶彫部品を考えましたが、格子を小さく設定したために、途中からイメージを変えました。今月の制作目標としては木材加工を1層目も2層目も完了させることですが、果たして出来るかどうか、ちょっと厳しいところです。というのは乾燥をしている陶彫部品もあって、1回は窯入れをしたいと思っているのですが、どこの週末を使おうか思案中です。厚板に接合する陶彫部品は焼成が終わっていないと、大きさが割り出せず、陶彫部品が接合される部分の刳り貫きが滞ってしまうのです。そんなことも念頭に置きながら、今月は只管木材加工をやっていくしかないと思っています。