Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 自宅リフォームに向けて
やっと週末がやってきました。創作活動で工房に朝から籠っていて、新作の板材刳り貫き作業をやっていました。刳り貫き作業は3枚目に入りましたが、いつものように土曜日はウィークディの疲れがあって遅々として進まない作業状況でした。窯の面倒を見てくれている業者が訪ねてきたり、自宅リフォームの業者もやってきました。身体が若干辛かったので、打合せにはちょうどよい時間でした。自宅のリフォームは貯蓄した財をかなり投げ出すほど、私にとって一世一代の決心で、今までも打合せは何回も行なっています。昨日は勤務終了後に大手電機メーカーのショールームを訪ねて、そこで打合せを持ちました。システム・キッチンの実物見本を見て、オプションを盛り込んだり、図面を確認したりして、ほぼ2時間を費やしました。家内は大学で空間演出デザインを学んでいるくらいのインテリア好きで、ショールームの担当者と綿密な打合せを行なっていました。30年前に自宅を新築した頃は、最新のシステム・キッチンを入れたはずが、時代と共に新商品が登場していて、さらに利便性を追及したものになっているのを感じました。私たち夫婦の大学同期生にも、こうしたインテリア系のショールームで働いている人がいます。自宅のリフォームは美術の分野と関連していて、創作活動に似た気持ちになるようです。私たちが求める室内の色調は単純明快で、白壁にダークブラウンの家具や扉があるというだけのものです。他の色調はそこに入ってきません。システム・キッチンの色調も全て同じです。部屋ごとに壁の色合いを変えることはしていません。無味乾燥とも言える雰囲気が実は心理的にもしっくりくるのです。3月から施工が始まりますが、断捨離をしながら荷物の移動や整理をしなければならず、その時期は大変な状況になるだろうなぁと思っています。何はさておき、週末は今月の制作目標に向けて、厚板に切り込みを入れていく作業を頑張るのみです。明日も刳り貫き作業をやっていきます。